記念すべき作品。
1997年7月、この頃はちょうど香港がイギリス領から返還された記念すべき年であり、この映画はそれを記念したような感じに取れていました。また、ダニー・チュンという人が歌う「Happy Together」も当時、香港返還を取り上げる際に必ずといっていいほど流れていた曲で、とても印象に残っていたのですが、他の曲とあわせて聞くことで更にその良さが分かりました。映画も申し分ない内容でしたし、そう考えると貴重な俳優を失ったのだと感じます。
ラテン音楽との出会い&おしゃれなジャケット!
映画の中で、トニーとレスリーがタンゴを踊り、 そのあとで激しくキスを交わす場面・・・ そこに流れていた哀愁漂う音楽が忘れがたく・・・その音楽を奏でていたのは、アルゼンチンタンゴの バンドネオン奏者アストル・ピアソラということを知りました。 「Milonga for 3」というこの曲、 聴くたびにいつも魂をしめつけられます。 冒頭で、雄大なイグアスの瀑布を上空からとらえるシーンでも、 とても印象的な音楽が流れます。 ブラジルのミュージシャン、カエターノ・ヴェローゾの 「Cucurrucucu Paloma」は、その歌声といい、心を癒されます。 この映画で、2人の偉大なラテンミュージシャンに出会えたことで 私は初めてラテン音楽に目覚めました。 あと、是非、言及しておきたいのは、ジャケットデザインが 本当におしゃれなのです! 「Shya-la-la」という香港のグラフィック集団の仕事だそうですが、 外ジャケもさることながら、中ジャケも、付録の10枚組の ポストカードも、そのまま壁に飾りたくなるような逸品です。
色彩を与えるサウンド
ウォン・カーウァイ映画は音楽を抜きには絶対に語れない。 有名なイグアス瀑布のシーンで使用されているピアソラの曲。 こんなにも美しく深い音楽が存在していることにただひたすら感謝するのみ。
退廃的な雰囲気を醸し出す、素晴らしいサウンドトラック
この映画では、撮影期間の大幅な延長、慣れない異国での撮影などが原因で、レスリー・チャンもトニー・レオンも精神的にも肉体的にもまいっていたと聞きました。 しかし「まいっている二人」を、「愛に悩み、人生に倦んだ二人」と観客に思わせた監督・ウォン・カーウァイの手法はすごい。そして、その手法の一つが音楽だと思います。ピアソラのタンゴの美しく、物悲しい響きは、見終わってからも何度もリフレインしてしまいます。 10曲目の「Finale」では、曲の最後にレスリー・チャンが演じたウィンの台詞が入っています。今聞くと、しみじみと本当に惜しい人を亡くしたという気分になります。
今は亡き張國榮の最高の作品
映画を見たあとからこの映画の音楽が何時も思い出されます。 Happy Togetherはフランク・ザッパと言う人の曲 すっごくいつまでも心に残っています。 この作品の映像と共に・・・
コロムビアミュージックエンタテインメント
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